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Comfort Food 「幸福感を与える食物」は、毒になるのか、薬になるのか?



皆さんは、“Comfort Food”「カムフォートフード」という言葉を聞いたことがありますか?

「幸福感を与える食物」のことです。

ホリスティック栄養学を学ぶ上では、大変に重要なお話です。

私たちは、自分の好きな食べ物の“味”を好んで食べているのでしょうか、それとも食べると“気分”が良くなるから食べているのでしょうか。

あなたは、特定の食物を食べる時、どちらが優先されていますか?

「私たちの身体は、食べたもので作られる」という文言は、テレビや雑誌などで謳われているので、ご存知の方も多いと思います。

すでに多くの方は、毎日口にするものが、私たちの健康にも大いに関係していると考え始めました。ですから、身体にとって良いと言われている食材を選び、料理をしている人もいます。また、栄養素の不足を補うために、サプリメントを摂取している人もいることでしょう。しかし、世間で良いと言われている、全ての食事や栄養サプリメントが、誰にでも良いと言えるのでしょうか? 意外と忘れていることがあります。

それは、その食物やサプリメントの適切な消化ができて、始めて良い栄養素になることです。ですから、正しくは、「食べたもので作られるのではなく、適切に消化・吸収できたもので作られる」ということになります。

同じものを食べても、ある人にとっては、薬にもなりますが、ある人にとっては、毒にもなり得るからです。

世に言われている機能性食品も、「素材の成分が、消化器官において、上手に消化・吸収されて、その価値があるもの」であり、そこに至るための生理的機能は、素材とは、直接関係がないからです。

良い例が、最近言われているグルテン不耐症、乳糖不耐症、乳製品アレルギーをはじめとした食物アレルギーです。何かと話題になりますが、いつも思うことは、悪いのは小麦に含まれているグルテンや、乳製品に含まれるカゼインなのでしょうか。

もし悪いのが、グルテンや、カゼインなら、いつの時代も食べていた食材にもかかわらず、そのことが今、取りざたされています。

問題は、むしろ食物よりも、その食物が上手に消化・吸収できないことが、考えられるわけです。

その原因とは何か? それを追及するのがホリスティック量子フィールドです。

まず身体的には、ボディタイプ(体質)や、環境によって、その傾向がわかれます。

例えば、“Comfort Food”「幸福感を与える食物」だからと言って、若い時からがむしゃらに食べてきた食物は、やがて、加齢とともに消化器官にとって負担が掛かるようになり、消化が上手くいかずにアレルギーを起こすことになる可能性もあります。

日々のストレス(心のもち様)が、消化・吸収の機能を抑制することは明らかです。

何か、自分にとって良くないことや、心配事があると、食欲がなくなることがありますよね。

食を考える上で、ホリスティックな食生活においては、食品の選別だけでなく、意識的な調理、意識的な食事を考慮することは、とても大切なことです。

意識という見えないエネルギーが、私たちの生理的な機能を左右させているのです。

好物とは、味が好きで食べていますか? 

それとも食べた時に“気分”が良くなるから食べているのでしょうか?


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