前回は、物質化現象のお話をしました。
今回は、肉眼で見えるヒーリングと、肉眼では見えないヒーリングのお話です。
あなたがペットを飼っていたなら、写真のように、手をかざしてエネルギーを注入すると、彼らは、あなたが出している何かの波動を感じていると思いますか?
昔から、「手当療法」と呼ばれるものがあります。
例えば、子供が、夜泣きをしたり、お腹が痛くて苦しんでいる時、「痛いの、痛いの、飛んでいけ」と、母親が念じると、不思議に痛みが緩和されたり、時には、消えてしまうことすらあります。
母親の「愛情」という心が、波動となって、子供に伝わります。
子供の「安心感」という心が、波動となって包み込まれていきます。
このように、波動を発する側と、受け取る側の波動が、波長共鳴することにより、ヒーリングの効果は、極めて、大きなものとなっていきます。
この手の話は、今や眉唾でもなく、科学でも証明されつつある事象なのです。
では、スピリチュアルヒーリング(心霊治療)とは、何を治療していくのでしょうか? ・・・・
「人間は感情の動物」と言われるように、日々の心持により、全身にマイナス意識を蓄積する傾向があり、その慢性的な流れにより、様々な病気や、体調不良が起こってきます。
私の体験したスピリチュアルヒーリングは、ヒーラーが、皮膚の上を揉むようにしていると、その部位に、マイナスの意識が集まってきます。
瞬時に、毛穴が開かれ、マイナスの意識をつまみ出すと、たちどころに物質化現象が起こり、肉片のような物質に変化し、それをヒーラーが、つまみ出していきます。
衝撃的な話ですが、本当のことです。
ここでは、映像でお見せするわけにはいきませんが、私の研修では、実際に撮影したものをお見せしています。
このような特殊なヒーリングができる人は、世界的にも数は少ないです。
特に有名なヒーラーは、故トニー・アグパオアで、世界的にも有名な方でした。(写真)
すでに、絶版ですが、トニー先生の半生を書いた「わが奇跡の力」は、一読する価値があります。
私は、縁あって、1984年から約20年間、年数回にわたり、彼の設立したセンターで、研修を受ける機会に恵まれました。
トニー先生の治療は、「鼻頭を、あたかも車のボンネットを開けるがごとく開き、治療された」と言われていました。
もし、前述の現象が、目の前で起こっているとしても、人は、どの程度まで、信じ、受け入れることができるのでしょうか?
恐らく、しばらくは、手品か何かで、どこかに仕掛けがあると思うことでしょう。
しかし、肉眼で見えようが、見えまいが、手当療法自体が、何らかの効果を
上げていることを信じる人も多くいらっしゃいます。
またその行為は、別の名称で呼ばれていることもあります。
セラピューティックタッチ、レイキ、気功等、人の持っている波動を上手に使うことで、多くの恩恵があります。
では、人の持っている波動とは何でしょうか?
「人間は感情の動物」と言われ、日々生み出される感情に見合う波動が、常に作られていることがわかります。
全てのスピリチュアルヒーリングの原点とは、ヒーラー(施療者)の心が安定し、「聖なるもの」=宇宙=神の意識を、自分の体を通して、表現できるか否かにかかっています。
また、受ける側=ヒーリー(施受者)の波動も、「聖なるもの」=宇宙=神の意識に、どれだけ近づいているかにより、双方の波長共鳴の度合いが、異なってきます。
ゆえに、ヒーラーの心の調和だけでなく、ヒーリーも、心を学び、瞑想を通して、心の安定
を促せば、より相乗効果を上げると言えます。
それは、正にバッテリーがあがって、エンジンがかからなくなったクルマに、充電ケーブルを繋げて、一方が流すことにより、そのエネルギーを、他方に注ぐようなものです。
この時、受ける側も、自らのエンジンを稼働させることで、より効果的になるはずです。
言い換えれば、どれだけヒーラーを信じられるかという、強き信仰心にかかっています。
(前述の子供の「安心感」)
聖書にもある「イエス・キリストが、病人に施した多くの奇跡」は、奇跡が起きる前に、患者自らの中にある心の変革、つまり信仰心(強く信じて疑わない心)が、その現象を引き起こしているのです。
量子的な世界観とは、命と宇宙につながる生き方であると言っても、過言ではありません。
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