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「死をテーマにする話は、『部屋の中にいる象』・・・・」【by 平田ホリスティック教育財団 理事長:平田進一郎】



過去のブログの中に、英語の格言で、『部屋の中にいる象』の話をしました。


簡単に言うと「誰もがわかっているのに、タブーにしている」という意味です。


そうですよね・・・

もし部屋の中に、象がいたら、誰でも気づきます。

気がついているけど、知らないふりをする。

その話題に、触れようとしない。

人生では、この象の存在が、たくさんあります。


さて人生において、100%起こる出来事はないと言われますが・・・

たった一つの出来事だけを除きます。


それは、「人は、遅かれ、早かれ、いつかは死ぬ」ということです。


一般的には、この死について語ることは、タブーかも知れません。

しかし、ホリスティックの世界を学ぶ人は、必ず学ぶ必要のあるテーマです。

なぜなら、ホリスティックの基盤は、ボディ(体)マインド(心)スピリット(霊性)

だからです。


かつてホリスティック医学の終末医療の患者接遇マニュアルを学んだ中に、

目の前の患者様が、宗教的、霊的なことに関心を示した時の対応がありました。


例えば、誰かが、死について口にしたとき、あなたなら、どうしますか?


夏のWebセミナー(8/20開講)の内容を臨死体験とした理由について、説明します。

内容だけに、少し躊躇されている方、胡散臭いと思われている方、是非ご一読を・・・


今から、7年くらい前、ポルトガルのリスボンで、ホリスティック系のスペシャリストが集う学会が開催されました。


その講演の中で、世界的に有名な生物学者:ブルース・リプトン博士の講演のタイトルが、

“The Science of Creating Heaven on Earth”「地球上で、天国を生み出す科学」でした。

非常に興味深いと同時に、何かわくわく感を感じていたこと記憶しています。


天国や地獄、死の話を持ち出すと、一般的には、何か胡散臭い、宗教的な臭いを感じますが、科学者である同氏の話は、私にとって、極めて衝撃的でした。


臨死体験談を、どこまで信じるかは横においても、私たちの肉体は、痛みを感じ、その痛みを受けて、心まで苦しくなることは、誰も否定できません。


その証拠に、痛み止めの薬を使い、一時的でも痛みが遠のけば、その瞬間は、痛みからくる心の苦しみも遠のくことでしょう。


人間は、視・聴・嗅(きゅう)・味・触眼=五感を通して、外側の情報を得ることで、その情報によって、心が反応しています。


通常は、眠っている時には、肉体の痛みや、心に蓄積された悩みも遠のきます。


ここに臨死体験との接点があるのです。


誰もが、いつかは経験する死について、臨死体験の話は、大きなきっかけになります。

そして話だけではなく、もし魂というものがあれば、それが肉体から離れている時には、自分の存在=心の状態は、どのようになるのか・・・


臨死体験者の多くは、その体験を、素晴らしい、心地よい、今までに体感したことのない世界だったと言っています。


そして、昏睡状態(一時的な死)から戻ってきた彼らが、一様に言うことは、天国はあったが、その体験は、心の世界で起こっていることだと・・・(肉体を離れるということはそうゆうことです)


だから天国いるような感覚は、「死ななくても感じて良いことだよ」というメッセージです。


私たちが瞑想する理由は、思考を働かせずに、心を安定させることです。

その瞑想の先に待っている感覚は、五感を超えた世界です。

この世界に入ることで、天国の感覚と近づくことができれば、そのメッセージを受け取ったことになります。

これが、夏のWebセミナーでお伝えしたい内容です。

死をテーマにする話は、『部屋の中にいる象』ではなく、今を大事に生きることのメッセージを受け取ることだと思います。


正に、ブルース・リプトン博士の「地球上で、天国を生み出す科学」に由来しています。

地球とは、今、生きている世界、その世界で心に天国を抱くという意味です。


是非、Webセミナーでお会いしましょう。



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