
1998年、初めて「酵素」という言葉を耳にしました。
当時は、酵素と言えば「酵素パワーで、汚れも取れる」という洗剤のコマーシャルで知られていた程度です。
実は、酵素の知識こそ、ホリスティック栄養学のフロントライン(最前線)であり、
酵素の存在こそが、私自身の人生における「心と体をつなぐ基本概念」になったのです。
栄養学を学ぶということは、「酵素」を学ぶと言っても過言ではありません。
今回、ホリスティックカレッジのパートナー講師:丸元先生が、「原点回帰」と謳い、
「酵素」をテーマにした無料セミナーを開催することになりました。
少しでも多くの方に、洗剤の酵素ではなく、私たちの体にとって必要な「酵素」と、
その真実の姿を、正しい知識として知っていただきたいのです。
是非、この機会に、世界で一番分かりやすいイラストを使った酵素の話を、お見逃しなく!
さて、私にとって、酵素の働きは、生理学的にも、心と体のつながりを示し、精神世界と物質世界の懸け橋になったことをお話したいと思います。
それは何か・・・
特に消化酵素の力は、心の持ちようでも、変化するということです。
「そんな? 科学的な根拠はあるのかい?」と言われるかもしれません。
約20年前、消化酵素に関する生理学的な情報を教えてくれたドクター・メディカ―の言葉は、私の心の的を射っていました。
「本当の栄養とは、何を食べたかではなく、何を消化させ、吸収させたかで決まる」
正に、真実です。
体に悪いと言われているものを避けて、どんなに健康に良いと言われている食べ物を食べても、それを適切に消化・吸収させて、細胞に届けていなければ、「宝の持ち腐れ」になってしまうことを忘れないでください。
消化を担う酵素(消化酵素)は、副交感神経が優位な時により良く働き、交感神経が優位な時には、その働きは鈍くなります。
例えば、慢性的なストレス(心の状態が良くない)を抱えていると、体は、ストレスホルモンを分泌して、常に「戦闘モード」になります。
戦闘モードは、交感神経が優位になるので、この状態が慢性的であれば、いくら健康に良いと思っている食事をしても、適切な消化は期待できないのです。
消化が上手くいかないことは、最も悪しきことに繋がります。
そして、その要因の中に、私たちの「心の状態」が、深く、広く影響しているという生理学的な事実を知ったことで、私の中で、心と体が、つながってきたのです。
心の学びに関心を持ち始めたのは、1984年まで、さかのぼります。
科学的な根拠、数字には表すことが出来にくい「心の世界」を追求してきましたが、1998年頃に、酵素の存在を耳にして、米国でホリスティック栄養学を学ぶことにしました。
そして、酵素の世界に触れたとき、「心という見えない世界が、ホリスティック栄養学の言語(後に量子力学の言語)を使って、胡散臭くなく、説明できるかも知れない」と、強く思い始めました。
酵素は、体内のすべての細胞の形成と構成に関与しています。
生命は酵素なしでは存在しないと言えば十分でしょう。
腸の健康や、酵素が消化プロセスに与える影響について不安を感じている人はどれくらいいるでしょうか。
忙しい一日、慢性的なストレスの多いライフスタイルが、最も気になることです。
しかし、深刻な健康問題を引き起こすまで、人々はこれに注意を払いません。
ましては、「心の状態」に関心を示すまでは、残念ながら至らないのです。
でも、「知識は力」と言います。知りたいと思う人には、必ず恩恵があります。
一般的な栄養学では、酵素はおざなりにされますが、酵素こそ、中心的な存在であることを忘れないでください。
栄養素も大事ですが、適切な消化がすべてだからです。
今日は、私が、ホリスティックヒーリングに至る経緯を通して、酵素という物質が、関与していることをお話しました。
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