「栄養素のつなぎ目を切るのが消化」なのですが……。
そもそも、なぜ消化をしないといけないのでしょうか?
何のために、つなぎ目を切る必要があるのでしょう?
それは「消化しないと、栄養素を吸収できないから」ですね。
そこで、吸収のお話に進むわけですが、その前に……。
今度はお友達のBさんから貴重なアドバイスをいただきました。
Bさん「今回のブログ、最高に分かりやすくて嬉しいです」
丸元 「え~、そうですか。ありがとうございます」
Bさん「私、毎回、栄養学が新鮮なんです。覚えられないから。(笑)でも、このくらいの分量なら覚えられるし、人に説明するときにもこんな感じで話せばいいんだと、安心します」
丸元「なるほど~。でも、毎回、新鮮って……」
Bさん「そうですよ。同じ講義を受けても、毎回、新鮮」
いつでも新鮮な出会いで、いつでもワクワク。
それはそれで素晴らし……くないですね、やっぱり!
いつまでたっても、前に進めないじゃないですか!
でも、おかげで大切なポイントを確認できました。
「覚えられる分量だけ書く」
これ大事!
その方が、書く側も楽ちんで助かります。(笑)
そこで、今回覚えていただきたいのは「栄養素 食べただけでは 役立たず」
覚えやすいように、俳句調にリズムを整えてみました。
いきなりですが、一度でんぷんの気持ちになってみてください。
今まさに、誰かに食べられようとしている、でんぷんの気持ちです。
でんぷんは、エネルギー源になるのが仕事です。
「よし、この人に食べもらおう。食べてもらって、自分の仕事を自分らしくやり切るのみ! 燃え尽きて、真っ白い灰になるまで」と希望に燃えて、口の中に飛び込んだとします。
からだの中に入ったら、すぐさま細胞さんに出迎えられて……
「お待ちしておりました」
「さぁ、どうぞこちらへ」
「さっそくお願いしたいお仕事が」
こんな展開を予想していたのですが……。
実際には、真っ暗な空洞がずっと続いているだけ。
イメージしていた世界と随分違います。
ふと見ると、遠くに幽かな明かりが。
ひょっとしてココって……
トンネル!?
からだの中には入っていなかったってこと!?
口はからだに入る扉ではなく、トンネルの入り口でした。
一本道のトンネルをひたすら進み、最後は吐き出される。
消化されなかったら、こうなるしかありません。
消化されたら、でんぷんの未来は全然違ったものになるのですが……。
それはまた別の機会に。
栄養素は食べただけでは、からだの中に入ったことになりません。
栄養素として、役立つこともできません。
今日は、これだけ覚えてください。
あと、ナイスなアドバイスをくれるCさん、Dさんも募集中です。(笑)
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