
テレビでも実際の生活においても、色々なシーンで活用可能なフレーズとしてあります。
「あなたの人生はほかの誰でもない、あなただけのものよ。自分の思ったとおりに生きなさい」
これを聞くと思わず、舞台の真ん中でスポットライトを浴びて、皆の注目を浴びながら自由に演じる自分の姿を思い浮かべるかもしれませんが、実のところ、少し意味合いが違うのです。
肝心なのは、舞台上のあなたがどのような演技をするかではなく、どの舞台に上がるかを決めるところにあります。それが、好きな人生を歩むという本当の意味です。
命は与えられたものと言われますが、人生はある意味、能動的感覚で歩んでいくことができると考えられます。
あらゆる可能性を秘めたあなたは、自身の中から気に入ったひとつを選び出し、その人生をスタートさせることができます。どういうことかというと、お気に入りの人生に意識を向けた瞬間、心が変わります。そして、思考が変わります。行動が変わります。その繰り返しが、人生となっていきます。
これまでの人生の上に、新しく選んだ人生を重ねるのではなく、これまでの人生がリセットされたかのように、何の影響も受けていないまっさらな人生が始まるのです。
まずは内側からです。内面の変化が、表現や行動といった外側に見える部分の変化をもたらします。内面を変化させるのは、なかなか困難なことかもしれません。それはまるで、スイッチを切り替えたかのように、明確に別物になる必要があります。

環境が、変化をサポートしてくれる部分もあります。これまでと同じ状況下で心や思考に変化をもたらすよりは、身体的感覚が受け取る環境が変化することで、脳に新しいイメージを植え付ける助けとなり、内面の変化に優位に働きます。
また、実質的に新しい人生に必要な環境(シチュエーション)に身を置いて、一部を先にスタートさせてしまうという方法も有効です。自分にもたらされる波動を変化させることで、内面に何かしらの変化が生まれることは間違いありません。
すべてはあなたの感じるままに、生きたい人生を選び出すところから始まります。
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