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「思考(脳)」と「感情(ハート)」はどちらが重いか?【by 平田ホリスティック教育財団 理事長:平田進一郎】


「量子的世界観は、初めに、感情を感じ取ること」Part IIです。


「思考」とは、思っていること、考えていることです。

「今、何を思っていますか?」と聞かれれば、答えられるし、他人ともその内容を共有することができます。

また、「何を考えていますか?」と聞かれても、同じように共有することができます。


このように「思考」だけが、心の作用であると、理解する人は、多いのです。


そして「心の勉強」と言えば、この思考の仕方に焦点を合わせて、議論されています。

「そのようなマイナス思考ではだめですよ」「考え方を変えないといけませんね」「そのような思い方では、上手くいきませんよ」と、月並みなアドバイスをもらいます。


しかし、思考だけを変えようと努力しても、現実的には、望むような状況にはならない


2013年、当カレッジは、THE CHOICE~生きるための選択~というドキュメンタリー映画を日米合作で、製作しました


この映画の中で、「私たちは、食べたもので作られている」という格言に感化され、何を食べると病気になり、何を食べると健康になるのかというテーマと、すべての選択は、私たちの心に委ねられるというメッセージを映像化しました。


さらに言えば、その選択も、理屈だけで理解し、選んでいるのではなく、心の底から納得して、選んでいるのでは、その食物から受ける恩恵も異なります。


「心の底から」とは、具体的にどういうことでしょうか?


それは、まさしく「あなたの感情」という、誰もが共有することのできないレベルからという意味です。


心という側面は、大きく分けると、思考と感情の2つから成り立ちます。


ですから、思考と感情が合体したときに、物事が現実的になります。

分かりやすく言えば、頭だけで理解していても、感情(気持ち)が向いていなければ、パフォーマンスは下がります。


やらなければいけないと理解していることも、気持ちが入らなければできないということと同じです。


このように英語では、MUST(~やらなけばならない)と思って、感情はそっちのけで、日々を過ごすことはないでしょうか?


私たちの行うリトリートプログラムでは、量子的な引き寄せのトレーニングのために、次のような瞑想を行っています。


人は、先ず「夢」「目標」「計画」ありきです。

これらの具体的な内容については、脳が思考することで、表現することができます。


3次元の世界では、通常、特定の夢、目標に対して計画を立てて、何らかの努力をしますが、それ自体は、分離を生み出すことがあります。

例えば、努力の二文字が発するあなたのイメージについて、「必死」「死にもの狂い」「頑張る」という感じが芽生えているなら、明らかに分離を生み出しています。

これらが生み出す情緒は、夢や目標が達成された時のものとは、分離された気分、感情ですね。


このように、一般的な努力が、障害になっているかも知れません


量子的な世界観で、Feel the Feelings First(初めに、感情を感じ取ること)と言っているのは、神秘的な(奇跡的な)体験をするためには、自分の好ましい状態(夢が叶った状態)になった時の感情を事前に疑似体験することです。


この疑似体験のための瞑想トレーニングを加えることで、その夢や目標を、自分に近づけています。


努力することは、夢や目標が叶った時の自分の感情を感じ続けることで、「その現実が、向こうから、勝手にやってくる」という、極めて神秘的な量子概念になります。


Feel the Feelings First(初めに、感情を感じ取ること)


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