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「あなたは、あなたが思っているような人になる」【by 平田ホリスティック教育財団 理事長:平田進一郎】


私が、ホリスティック栄養学を学びはじめの頃、パントテン酸の発見者であるロジャー・ウィリアムス博士のYou are What you eat 直訳すれば「あなたは、あなたが食べるものです」という格言を耳にしました。


近年、この言葉は、日本国内でも、多く聞かれます。


そこから、私自身も、口に入る食物=栄養素と健康の関連性に、大変に興味を持ちました。


更に言えば、食物の良し悪しや、その選択は、最終的には、私たちの心の作用であり、心の状態によって、消化・吸収ですら、変えてしまうことが分かりました。


ならば、「すべては、心からはじまる」と言っても過言ではありません。


あれから、数十年の時が経ち、今、訪米では、You are What you think 直訳すれば「あなたは、あなたが思っているような人になる」と言われます。


今日は、今年の1月にアメリカで開催された、量子的上級リトリート研修において、その格言を裏付けた報告に触れたいと思います。


正に、栄養学という食と栄養素を学ぶ時代から、ホリスティック栄養学という心の作用も含めた学びを実施する時代がやってきました。


食物摂取とその消化、それに伴う栄養素の獲得が、エネルギーへの変換に必要であり、血となり肉となって、最終的には、私たちを治癒し、力を与えられることは、周知の事実です。


内部共生理論と言われて、人間のような真核細胞と、微生物が共存している世界が、私たちなのです。

この共生により、複雑な生命が、エネルギー的に生化学の過程を生み、エネルギーを生成して、成長、複雑化、拡大することが可能になっています。


私たちが、何者かであることを深く知るにつれ、地球上でもっとも、長寿な多様の微生物との共生関係が進化し続けていることが分かります。

ですから、私たちの食べたものを処理する腸内細菌叢は、極めて重要であり、体を制御する重要な場所になります。


最近では、腸とその他の臓器の関係性が、言われるようになりました。

思考を調節する脳⇒腸、ストレスの適用を調節する心臓軸⇒腸、その他の臓器との軸があることを示唆する人もいます。


前述の腸と言う場所の共生概念を考えれば、宿主(私たち)よりも数の多い微生物に支配されているのでしょうか?


それでは困ってしまいます。


私の従兄で、かつて東大農学部の教授をしていた人から、次のように学びました。


「腸内細菌叢にいる微生物は、その環境が彼らに適切だから、存在するのであって、人間のためにいるのではない」と・・・彼は、微生物の専門家でした。


なるほど、主役は、やはり宿主(あなた自身)です。


今年の1月に、米国で、1,000人規模のリトリートが開催され、瞑想研修を通じて、彼らの健康状態の変化を評価しただけでなく、1週間にわたる同イベント前後の腸内細菌叢の変化を追跡しました。


瞑想研修を行うことで、心が体に影響しているという量子的な可能性を、具体的に示し、検討できたことは、素晴らしいエビデンスの一つです。


初期のデータによると、イベント参加者のほぼ全員の腸内細菌叢に大きな変化があり、様々な病気を患っている人の一部は、7日間で腸内細菌叢を、劇的に変化させました。


この効果は、参加者が食べた食品とは無関係でした。


本質的に、7日間の脳活動の高まり、自己実現、全体性や潜在能力の発見により、宿主と腸のコミニュニティが、腸を再設計したことで、彼らの生活の質も改善させました。


この初期調査の結果は、ホリスティックヒーリング講座でもお伝えしてきたことを裏付けています。


それは、「あなたは、あなたが食べるものです」ということだけでは、不十分ということです。


「あなたは、あなたが思っているような人になる」という視点を加えることで、ホリスティック栄養学の根幹になることを付け加えます。


食べ物も大事ですが、心の持ちようは、もっと大事であると言えます。


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